クローバー


こころ健やかに  いのち輝いて

            てのひらのぬくもり   こころのふれあい



ライン 01 看護部のページへようこそまる


医療は日々進歩し、高度化・細分化しています。そんな中で、精神科看護は、異質なものという印象を持つ方が多いのではないでしょうか?

看護の「看」という字は手と目から成り立っています。
あたたかな手とやさしい視線、それらは目に見えるものではありませんが、心を癒します。そして、正確な技術を支える手と、専門的な観察の目が、命の輝きを「護」ります。
病を得ることによって傷ついてしまった心に視点を当て、人と人とのふれあいを通して、その人がその人らしく、心身ともに健康的に生活できるように支えていく、そんな看護の原点に一番近いところにあるのが精神科看護です。

精神科病院ではさまざまな専門職が働いています。中でも24 時間患者様に寄り添う看護師は、クローバー患者様を癒し、影響力を与える「治療者」に位置づけられます。そして、チーム医療の中のキーパーソンとして、マネジメント機能を発揮する精神科看護師が、精神科医療の中で果たす役割は、他の領域に比べて大きいのです。
人とじっくり向かい合いたい、主体性を持って看護をしたいと考えている方には大変魅力的な職場です。患者様に生きる勇気を与え、自分もともに成長することの出来る精神科看護の道を探索してみませんか?
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ライン02 看護部の理念と方針


河田病院看護部では、河田病院の理念に基づき、患者様の人権と安全に配慮した、質の高い看護の提供と、働く人に優しい環境作りを目指しています。

理念



方針


1) 私たちは、個人の尊厳を護り、人権を尊重し、思いやりのある看護を提供します。
   
2) 私たちは、患者様と医療従事者の安全を守り、安心な医療環境を整えます。
   
 3) 自律した専門職業人を育成し、質の高い看護・ケアを提供します。
   
 4) 私たちは、他職種と連携し、効率的な組織運営に努め、病院経営に協力します。
   
 5) 私たちは、労働環境の整備と人権尊重意識の向上に努め、働きやすい職場を創ります。 

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ライン03 看護部の目標

1) 他職種連携を強化し、患者様の意思・個別性を尊重した看護援助を行う。
   
2) アセスメント能力を向上させ、専門性の高い看護を実践する。
   
 3) 革新的な病棟作りで、効率性・安全性の高い看護業務の確立を図る。
   
 4) 職員間の円滑なコミュニケーションに努め、ともに成長できる職場をつくる。

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ライン04 看護部の概要

看護提供体制


固定チームナーシングを基本とし、1 対1 の患者様との信頼関係を築き、その看護援助に責任を持ちます。


看護配置と夜勤体制


病棟名 看護配置 勤務体制 夜勤体制
認知症治療病棟 (1・3病棟) 20 対 1 3交代制 看護師2名以上
精神病棟 (2・5・6・10病棟) 15 対 1 3交代制 看護師2名
精神科急性期治療病棟 (8病棟) 13 対 1 3交代制 看護師2名
精神療養病棟 (7・9病棟) 30 対 1 2交代制 2名 (看護師1名以上)


実習受け入れ


年間500 名近い看護実習生を受け入れています。指導は大変ですが、指導を通して、共に学び、共に成長できることが嬉しい ♥ ♥ ♥

実習受け入れ看護学校
・旭川荘厚生専門学院 ・山陽学園大学看護学部看護学科
・岡山県立大学保健福祉学部看護学科 ・創志学園高等学校看護科
・川崎医療短期大学看護科 ・玉野総合医療専門学校保健看護科
・川崎医療福祉大学保健看護科 ・日本医療学園附属東亜看護学院(通信課程)
・倉敷看護専門学校
・国立療養所長島愛生園附属看護学校
・神戸常磐大学短期大学部看護学科通信制課程
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委員会活動


問題を検討したり、マニュアルを見直したり・・・委員会活動は、看護部のレベルアップだけではなく、職員の交流を深め、活気をもたらします ♥ ♥ ♥

・臨地実習指導者委員会 ・看護医療機器安全対策委員会
・看護実践基準・手順検討委員会 ・看護部医療安全対策委員会
・看護実践組織化基準検討委員会 ・看護部褥瘡対策委員会
・看護記録検討委員会 ・師長会議・主任会議・副主任会議
・看護部サービスマナー委員会 ・看護部感染対策委員会
・ラダー評価委員会・看護部教育委員会


病棟紹介


単位名 病棟の概要
外来 精神科 病棟や地域と連携し、入院前から退院後まで継続した治療と看護を提供しています。
利用される方が、安心して治療を受けられるような環境に配慮しています。
SRC
1病棟 認知症
治療病棟
(52床)
認知症による急性期症状で周辺症状が激しく、在宅や施設での生活が困難となった方の早期退院を目指し、入院による医療と援助を提供しています。生き生きとした表情を取り戻し、自立度の高い生活を送ることを目指します。ユニットケアを取り入れ、家庭的雰囲気の中で患者様に寄り添う看護を実践しています。
2病棟 合併症病棟
(60床)
身体疾患を合併した高齢者の治療を行う病棟です。対象を総合的に捉え、身体管理を中心とし、ADL の回復とQOL の向上を目指した治療・看護を行います。内科医との連携を取り、専門的な治療を提供しています。
3病棟 認知症
慢性期病棟
(60床)
認知症によるADL の低下、加齢に伴う合併症などのために、やや長期的な療養が必要な方を対象とし、日常生活動作を行う中でのADL 訓練・向上を目指したケア・介護や生活機能回復訓練を行っています。また、ユニットケアを取り入れ、個別看護を実践しています。
5病棟 慢性期病棟
(男性)
(68床)
精神状態の改善が困難で、退院や社会復帰を阻害する要因が多い為、入院を継続されている慢性期の方を受け入れています。行動制限の最小化に務め、レクリエーションなどを通して、身体機能や活動性、日常動作能力を高めることを主眼に置いて、ケアを行い、集団生活機能の訓練・指導をしています。
6病棟 亜急性期病棟
(女性)
隔離室あり
(66床)
精神科急性期症状のある再入院の方や、症状再燃を繰り返し、長期入院となっている方を受け入れる病棟です。退院を目指して、精神症状の改善と、日常生活援助を行っています。レクリエーション・患者ミーティング・グループ活動・個人活動・家族会など盛り沢山のメニューが用意されています。
7病棟 高齢者
精神療養病棟
(53床)
精神疾患のため長期入院しており、高齢化し、ADL レベルが低下している方に、個々のペースとQOLに注目した身体的ケア及び、日常生活の援助を行っています。
8病棟 精神科急性期
治療病棟
(心療科)
隔離室あり
(34床)
精神科急性期症状のある新規入院の方を受け入れる病棟です。全室個室で、発達段階を基本としたゾーンでの治療環境の中で、短期入院治療を目指し、他職種が関わり、集団療法を中心に治療プログラムを設定しています。個別性を重視し、セルフケア看護モデルに沿った看護援助を行い、退院後のフォロー体制・継続看護に重点を置いている。
9病棟 精神療養病棟
(退院支援)
開放
(51床)
急性期・慢性期にかかわらず、比較的早期に退院が予測される方への退院支援を行なう病棟です。長期入院の方も多く、退院先も多様なので、個人に合わせたプログラムとクリニカルパスで支援しています。ケースカンファレンスを積み重ね、他職種・家族との連携を図り、退院促進に努めています。
10病棟 亜急性期病棟
(男性)
隔離室あり
(68床)
隔離室では急性期症状の改善、閉鎖病室では退院や自立に向けた支援を中心に、症状に応じた個別対応を行ないます。行動制限の最小化に務め、開放処遇や私物の自己管理を積極的に勧めています。



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ライン05 看護部教育

看護教育


ナース 患者様に質の高い看護を提供するため、そして看護職である自分自身の人生を豊かにする為、あなたの自己啓発・自己研鑽を支援します。一人ひとりの看護師が、研修機会を自ら選択し、常に目標を持ち、主体的に学習をして
いくことが基本です。
 目標をもって生き生きと働き続ける貴方のために、河田病院看護部では、全看護職員を対象に、キャリア形成支援システムとしてクリニカル・ラダーを基盤にしたプログラムを実施し、新人看護師の教育では、プリセプターシップを導入しています。

看護職員の教育研修(新人看護師)

教育研修

看護職員の教育研修(全看護職員)

教育研修

プリセプターシップ

プリセプターシップとは、新人看護師のオリエンテーションを効果的に行い、看護師としての適応を促がす方法で、一人の新人看護師(プリセプティ)に、一人の先輩看護師(プリセプター)がつき、1 年間を通じて行う教育指導です。
プリセプターは、新人看護師が、深刻なリアリティーショックやカルチャ-ショックを体験することなく、職業人として自立プリセプターシップし、職場に適応できるよう支援します。
他にもいいことが。。。

プリセプターが段階的に指導し、支援するので、プリセプティは一定期間内に、自信を持って、チームの一員としての役割を果たすことができるようになります。
プリセプティは、基礎的知識に基づき看護技術を正確に実施できるようになります。
プリセプターシップを発揮することで、プリセプターも成長できます。











プリセプティ、プリセプターを看護部の全スタッフ-
  看護師長はじめ、チームとして支援する体制をとっています。

クリニカルラダー

 クリニカルラダーシステムとは、看護師個人が臨床実践能力の向上をめざして、専門職として自発的、主体的な能力開発を促進するシステムです。技術や能力の程度に応じて梯子(ラダー)のように等級を設定し、自己のレベルを意識しながら院内外の研修、研究会に計画的に参加し、キャリアアップを図ります。看護師個人が看護実践能力の向上を目指して、専門職として自発的・主体的な能力開発を促進することができるように考えられた育成のためのシステムです。当院では、4段階のレベルを設定しています。

クリニカルラダー


クリニカルラダー